世界の中の日本
日本は、私達が思っているより偉大な国になっている、と今回も感じました。
観光地に行けば、世界中の観光客が手にしてるデジカメは、
ニコン、キャノン、ミノルタ、ペンタックスなど、すべて日本製。
ホテルのテレビは、もちろん日本製だし、
道路には、やっぱ日本車が走ってます。
まあそれは、80年代からそうだったけど、今はそれだけじゃありません。
サグラダファミリアには、
日本の彫刻家/外尾悦郎の彫刻する姿が大写しになっているし、
オリンピックのメイン会場は、日本の建築家/磯崎新の設計なんですよ。
テレビをつければ、日本のアニメのオンパレード。
街を歩けば、繁華街も地下鉄も
「ラストサムライ」の大看板で飾られていました。
渡部謙が、オスカーにノミネートされたのだって、
彼の演技力だけじゃないでしょう。
日本の歴史に関心があったのは、ハリウッドだけじゃない。
世界中の人々が、「サムライ」というタイトルで、
映画館に行きたくなってしまう土壌が、あるのです。
「ラストガンマン」では、誰も見たくならないでしょう。
日本に対する関心の高さがあってこそ、映画はヒットしたのです。
英会話教室のマーカスは、イラクの復興に日本人は必要だ。と言います。
何故なら、イラクの人々は、欧米人には反感があるけど、
日本人には好感を持っているから、と。
アメリカの圧力だけで自衛隊派遣した、と思っていたので、
それを聞いて、びっくりしました。
イラクの復興は、本当に日本にしかできない仕事なのかもしれません。
というか今の日本には、やはりそれなりの責任というのが
生じてきているんじゃないでしょうかね?
日本もぼちぼち、かわいそうな敗戦国を卒業して、
世界の平和のために、それなりの責任を
背負わないといけないお年頃なんじゃないでしょうかね?
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